うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英字新聞×日本語新聞

日本語の一般紙は卒業しました

 英語学習者にとって、おすすめの勉強法は、英字新聞を購読することである。

 英字新聞といっても、日本の新聞社が発行する日刊英字紙をすすめている。

 日本と世界で起きているニュースがビビットに紙面化されており、しかも、日刊がから毎日、自宅に届けられる。

 日本の新聞社の発行は、現在、

 ・ジャパン・タイムズ

 ・ジャパン・ニュース

 の2紙しかない。

 ジャパン・タイムズは、どちらかといえば、上級者向け、もしくは、日本に住んでいる英語を母国語とする外国人向けであるのに対して、ジャパン・ニュースは、中級者向け、英語を学習する日本人向けである。

 私は、TOEIC800点を目指している中級者であるので、当然、ジャパン・ニュースを購読している。

 ジャパン・ニュースをすすめる理由として、英語が簡潔であり、ニュースを図式化したチャートがわかりやすい。

 そして、なによりのポイントは、読売新聞系の英字新聞なので、日本語の読売新聞の記事が英語に翻訳されているので、どうしても、気になる記事があれば、読売新聞に当たれば、正確に内容が理解することができるからである。

 英字新聞を購読するからといって、日本語の新聞を止めてしまうことまでは、おすすめできない。

 なにしろ、英語学習とは関係ない家族は、日本語の新聞を読みたがっているからである。また、我が家の実情をいえば、妻が、広告チラシを楽しみにしており、英字新聞だけでは、広告を付けてくれないのであり、ジャパン・ニュースと一緒に、読売新聞の朝夕セットも併せて取っていた。

 ただし、広告は、コロナショック以降、激減しており、我が家の家計も決して余裕があるわけではないので、とこかでダウンサイジングしなくてはいけない。

 私は、新聞のキモは社説にあると考えている。

 ありがたいことに、ジャパン・ニュースには、英文の社説の右側に、日本語の社説も掲載されており、これを読み比べることができる。

 つまり、まずは、英文で書かれた社説を音読し、次に、日本語を読んで自分の理解が正しいか検証、日本語の社説の内容を頭に入ったうえで、もう一度、英文社説の音読に挑戦する。これを繰り返す。

 英字新聞は、TOEICテストの特にPart7の読解問題練習に最適である。

 ジャパン・ニュースの社説を音読できるくらいになれば、TOEICの長文も恐れに足りぬ。すくなくても、英語まみれの出題文章に対してのアレルギーはない。

 そこで私は、日本語の読売新聞の購読を止めて、変わりに、地元県民紙である「千葉日報」に鞍替えしたのである。

 英字新聞で「グローバル」な視点を養い、そして、地方紙で「ローカル」な情報を吟味する。

 「グローバル」と「ローカル」の両極端な姿勢こそ、自分の強みと考えている。

 読売新聞に頼ることなく、ジャパン・ニュースを深読みすることになった。

 英字新聞になれたら、日本語新聞の併読を止めることも一案である。