英語上達には人とのつながりが大切
社会人にとってのやり直し英語では、学ぶための人間関係た大切である。
これまで培われてきた人脈の作り方を、英語の学習にも生かしてみよう。
特に、私が英語に関して、つながりが大切だと思うことは、
・英語の先生を持つこと
・英語の師匠を持つこと
・英語の仲間を持つこと
この3つである。以下に私の経験を交えて説明していく。
第一に、「英語の先生を持つこと」
これは、予算が許す限りは、英会話スクール、英語学習塾。リーズナブルなところでは、大学の社会人向け市民講座や英語のカルチャースクールなどに通って、講師の人とお近づきになることをおすすめしたい。
ただ、やみくもに親しくになるのではなく、気に入った先生がいれば、そのクラスなどをじっくり通い、長期的スパンを考えて、継続して、人間関係を構築させていくことをおすすめする。
自由な配席では、なるべく前の方に座り、先生に自分のことを覚えてもらおう。
そして、良好な信頼関係を築けたから、講座の終了時間などに個人的な質問をしてみよう。社会人になると、なかなか先生と呼べる人と巡り合うことができない。
そんな中、スクーリングやセミナーに参加することを、お勧めしたい。
第二は、「英語の師匠を持つこと」
これは、先に述べた「先生」とは、ややニュアンスが異なる。
広く、メンターと呼ばれる人たちのことで、先生よりも、深い間柄のことと言える。
私が、英語の勉強の師匠と呼べる人は、高校時代の英語の先生と、会社で1年間だけ同僚だった、海外駐在の経験が豊富な先輩にあたる人である。
社会人のやり直し英語を決意することとして、まずは、こういった英語の心の支えとなる、師匠、または、師匠筋の方との交流を図ることで、例えば、英語の勉強が嫌になったときや、挫折しそうになった時など、ここぞというときに相談してみよう。
きっと、親身になって、チカラになってくれることであろう。
第三は、「英語の仲間を持つこと」
先生を見つけるために、スクリーニングやセミナーに参加することを勧めた私だが、当然、そうした場には、志を同じくする仲間がきっと見つかるはずである。
概して、そういうところに参加している人には、英語に興味がある人なので、たとえば、TOEICの受験に誘ってみるとか、どんなきっかけで英語に関わっているのかとか、心を開いて、お近づきになろう。
会社であれば、上司、同僚、同期、部下なども、英語に秀でている人を見つけて、仲間になろう。
勉強とは孤独なものである。
でも、先生、師匠、仲間を持つことで、勉強を趣味として楽しんでしまおう。
それが、勉強を継続するコツであり、ひいては、成績アップの秘訣である。