うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英語の勉強+αでリスクハザード

 「英語の勉強オンリー」では危険?!

 社会人のやり直し英語にとって、はやり英語の勉強は最優先である。

 趣味は何ですか?と聞かれたら、「英語の勉強です」と即答したい。

 もちろん、私も、40歳になり、「TOEICファースト」の自己暗示をかけて、がむしゃらにやってきた。おかけで50歳になる前に、TOEIC400点台から700点台にまでアップすることができた。

 もちろん英語ができるようになると世界が広がるので、趣味も幅広くなる。

 ところが、TOEICに夢中になると、それだけが目的となって、なんのための勉強であるのかわからなくなってくる場合がある。

 「出世がしたい」「収入を増やしたい」「悔しい思いをしたアイツを見返してやりたい」いろんな理由があるだろう。

 そして、英語の勉強の理由のひとつに、スキルアップして、将来の不安を解消したい、ではないだろうか。

 けれども、わき目もふらず、英語単独に時間とお金と気力を注ぎこむのは、ちょっと考えなおしたほうがいい。

 40歳後半から50歳にかけて、私は、TOEICスコアが700点台で足踏みしている。

 また、昨今の新型コロナ騒動で、そもそもTOEIC試験が受けられないという事態になっている。

 そんななか、やはり英語の勉強を趣味としている人にとっては、もうひとつ、自分の売りになる別の趣味を持った方がいい。そして、それが、相乗効果になるからである。

 私事であるが、英語の通信講座の他、別の趣味として、昔から好きだった「物書き」にも、軸足を移しつつ、英語一辺倒のリスクを回避することにしている。

 英語ができるに越したことはない。でも、職場でも地域社会でも、英語ができる人なんて履いて捨てるほどいるし、上を見てもきりがない。

 こうした中で、自分の価値(売り)を高めていくためには、英語のみならず、プラスアルファの領域を持って、相乗効果を上げることが必要ではないか。

 私は、英語と共に、創作(文芸)趣味を両輪としている。

 そして、1年後、51歳までに、TOEIC800点突破と、短編小説を1作書き上げること。

 5年後、55歳までに、TOEIC860点突破と、小説で文学賞を取ること。

 10年後の60歳で、TOEIC900点突破と、自分の本を出すこと。

 こんな夢を持っている。

 40歳前半までは、自由になる時間のほとんどを英語の勉強に費やした。

 しかし、一応の目標であるTOEIC730点突破を達成してから、英語と共に、文芸趣味にも時間と情熱を費やすようになった。

 毎朝、英語の勉強は継続しているが、月に一度、社内報にて、エッセイを連載することになった。

 おかげさまで、文芸趣味については、良きサークルを見つけることができ、師匠と呼べる先生にも出会うことになった。

 まだまだ稚拙な文章力で、先生からダメ出しも多い。

 けれども、50歳から退職までの10年、いや15年を、「英語」と「創作」の複線思考と相乗効果で、明るいリタイアを迎えたいものである。

 もちろん、卒業まで、本業もちゃんと続けていく、という前提で。

 英語の勉強をしている人は、英語の他に、もうひとつくらい、自分のやりたいことを持って、夢に向かって踏み出してもいいのではないだろうか。