うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

TOEIC勉強のモチベーションが上がらない

 TOEIC勉強が嫌になってきた時には

 最近の私は、TOEIC勉強に、かつてほどの情熱が持てなくなっている。

 もちろん、情熱がないなりに、一日一回は、勉強することを心掛けている。

 いわゆる、スランプに陥っている。

 だだし、こうしたスランプを共有することで、逆説的に、TOEIC対策のモチベーションアップの秘訣があるのではないかと思い、以下に最近の「やる気のない原因」を分析し、その対策を講じてみることにする。

 まず第一に、TOEIC対策の主軸に据える「アルク教材」の難解度である。

 TOEIC学習には、自分の能力の身の丈にあった学習法を用いるのがいい。

 私は、ここ数年来、アルク通信講座のTOEIC完全克服コースを継続している。

 TOEIC700点コース、800点コースまではよかった。なにより、それが自分の身の丈でであったから。でも、今年の8月から開始した、900点コースは、自分の能力(TOEIC自己ベスト750点)では、処理しきれないのも事実である。特に、週前半に取り組む「プロジェクト」がまったくできないのである。

 ただし、今更、800点コースの復習に戻ったとしても、すでに三回やっているので、それはそれで、やっても意味がないと思えてきている。

 だらだらと900点コースを理解できないまま進めている。

 (アルク社の学習相談もレスポンスが遅い気がする)

 そんなわけで、スランプの原因は、「難しすぎる教材」にあった。

 背伸びをすることも必要かもしれないが、くれぐれも、教材選びは、身の程をわきまえたほうがいいといえる。

 第二の原因として、TOEIC7300点を達成したことによる「目標ロス」があげられる。

 私自身、何が何でも50歳までにTOEIC730点を取りたいを必死になって勉強をしてきた。早朝の勉強時間の確保、通勤時間、休憩時間のスキマ時間の活用、休日の摸試と本番試験。まさに「TOEICファースト」と自分に言い聞かせて、もてる力をすべて、TOEC730点突破に情熱を注ぎ込んだ。

 そして、いざ、その目標に達成したことにより、心のどこかで「必死さ」が消えてしまい、内なる「甘え」とか「言い訳」が生まれたのも事実である。

 それが証拠に自分の自由な時間は、かつては、ほとんどTOEIC対策に注ぎ込んだものの、一応の目標を達成したとして、自分の趣味や関心事項が、TOEIC一辺倒から、いろいろなものに移るようになってきた。

 総じて、TOEICに対する情熱が減ったのが事実である。

 でも、TOEIC730点の目標なんて、まだまだひよっこである。 

 目標ロスにならないためにも、設定ゴールは、高くしておいたほうがいい。

 最後に「コロナ禍でTOEIC受験がままならない」ことについて。

 こればっかりは、本人の努力ではどうすることもできない。

 新型コロナウィルス対策で、TOEIC試験の受験制限が行われて、試験を受けたくても受けられない、(受験サイトにアクセスが集中して申し込めないとか、抽選に外れたとかという理由で)事態が発生している。

 当然、TOEICの受験自体が、「狭き門」になってしまい、これが、TOEIC勉強に対して、やる気をそぐ原因(言い訳)になっているのである。

 TOEICを受けられないことに失望するより、将来、必ず受けられることを希望を見出し、準備を怠らないようにする。そんな気構えが必要なのではないだろうか。

  以上、反面教師として、TOEIC勉強を継続させる仕組みとしては、

 ・身の丈に合った教材で勉強の主軸に据える

 ・目標設定に縛られない

 ・TOEIC受験ができないことに失望しない

 という心構えが必要なのではないだろうか。