英語学習者は朝方人間になろう
TOEIC400点から始まった私の「40歳からの英語」、一応、目標としていた730点は48歳で達成した。
その一番の秘訣は、「朝型人間」に切り替えたということにある。
それまで、何度も英語をはじめとする資格の勉強で、長く続かなかったのは、夜型人間だったことにある。
元来、朝が苦手であるので、少しでも寝ていたいと思っていた私は、勉強時間は、スキマ時間や夜に行っていた。ただし、夜は、やれ飲み会だの見たいテレビ番組だのといって誘惑である。
そこで、一発奮起して、朝型に切り替えてみた。
具体的には、朝、いつもより1時間ほど早起きして、その時間を英語の勉強(TOEIC対策)にあててみたのである。
すると、当初は辛かったものの、習慣化されると不思議なもので、朝、早起きして、1時間の英語の勉強をしないと、気持ち悪くなってくる。
朝型にシフトするためには、おすすめなのは「酒を断つ」こと。
どうしても、お酒があると、ダラダラと夜過ごしてしまい、朝に影響する。
酒を断つことで、自分の自由な時間が手に入り、また、経済的にも酒代が浮くなど、メリットが大きい。私の場合は、さらに、肝臓もアルコールに弱い体質だったため、「禁酒」は内なる至上命令だったこともある。
朝型人間に切り替えることで、アルコールはスパッと断ち、健康にも良い生活を送っている。
また、朝活で勉強時間を習慣化するコツとして、さらには、平日と休日の起床時間の差をあまり付けないことである。
平日は、仕事もあり、1時間早く起きて、勉強をすることができても、休日に、ダラダラとしていては元も子もない。
休日こそ、早起きして、家族が起きる前に、自分のノルマである、英語の勉強1時間を達成しておこう。
不思議なもので、休日の朝、勉強をしたことにより、気持ちが晴れやかになり、家族サービスも存分できる。
これが、もしも、休日くらいはのんびりさせてよ、といって、勉強もせずに遅くまで寝ていても、結局、勉強をしないことに焦りを感じて、家族と過ごしても、「心、ここにあらず」という気持ちになってしまう。それでは、せっかくの休日がもったいない。
そうならないためにも、休日も、平日同様、朝起きて、勉強をしよう。
継続こそ勉強のコツであるので、一日1時間は、勉強の時間を持ちたい。
そのためには、やはり、生活の中に勉強時間を習慣化させる仕組みが必要である。
「起床後、1時間は、英語の勉強にあてる」
そうルールづけすれば、歯磨きや入浴と同じように、朝の勉強も習慣化できる。
まとめると、
・勉強を継続するためには「朝型人間」になること
・朝方人間になるためには「酒を断つ」こと
・朝活で勉強すると、心おきなく、日中の家族サービスができる
・起床後1時間は、勉強の時間として、毎日、習慣化すること
これを行った結果、私は、TOEIC730点目標のスコアに到達できたと自負している。