うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英語の勉強を投資として考える

 時間とお金をつぎ込んで得るものとは……

 社会人にとって、英語の勉強とは「投資」である。

 時間とお金を使い、上手に利益をあげよう。

 持てる時間、持てるお金を効率的に英語学習につぎ込み、「浪費」ではなく、「投資」を目指していこう。

 1.英語学習はリターンが良いこと

 英語学習を「投資」の観点からみたとき、恩恵(リターン)は計りしれない。

 なにをもってゴールとするのかは、人それぞれであるが、一応、社会人として、「英語ができる人側」にカウントされるのは、資格試験の結果であろう。

 英検ならば「2級」、TOEICならは「730点以上」が一応の目安である。

 これくらいならば、きちんと時間をかければ、誰もが到達できるゴールである。

 もちろん「時間をかける」とは、毎日、一定時間、継続して行うこと。過去問題や参考書、単語集などの教材を使って、一日1時間以上は勉強することが前提である。

 考えようによっては、一日1時間さえ勉強ノルマをこなせば、この手の目標の達成は十分手の届く範囲である。

 こうした目標に達成しないのは、結局、英語学習に時間をかけていないからである。

 挫折さえしなければ、確実に結果をモノにできる。

 だから、英語学習は、とても投資に見合うリターンが良いのである。

2.英語はポータブルスキル

 次に、英語学習に「投資」する利点として、英語の汎用性の高さを挙げてみたい。

 汎用性が高いとは、つまり、つぶしが効きやすいということ。

 所属している組織で英語が必要でればもちろんのこと、そうでなくても、たとえば、今の職場を追われるようなことになっても、英語のスキルは、それ自身、武器になるので、他の職場への「持ち運び」ができるのである。

 私が英検やTOEICといった資格試験を進めるのが、指標に裏付けされた一定の能力が証明できるからである。

 いくら自分が英語ができると言っても、やはり、資格の有無やレベルの差によって、「選ばれし者」が決まってくる。

 また、資格に裏付けられた一定のレベルの人のスキルは、それ自身、重みがあることにある。

 英語能力は、自分の脳に常に格納されているので、持ち運びにとても便利なスキルである。

 3.盗まなれない財産

 そして、英語の勉強に投資した方が良いと思うのは、いったん身に付いた英語能力は、何人たりとも盗むことができない財産ということである。

 お金や財宝、証券類は、盗まれれば、ハイ、それまでよ、ではないか……。

 一方、英語に限らず勉強によって得たスキルというのは、窃盗団でも特殊詐欺団であっても、こればっかりは、盗みようがないのである。

 だから、英語の勉強を決意した人は、時間とある程度のお金をかけて、英語学習に投資することをおすすめする。

 繰り返しになるが、いったん身に付いた教養は、盗まれることはないのである。

 まとめ

 以上のように、英語学習を「投資」として考えた場合、

 ・まじめに継続すればハイリターンが約束させる

 ・身に付いたスキルは、汎用性が高く持ち運びにも便利である

 ・何人たりとも、盗むことができない財産である

 といったメリットがある。

 英語の勉強が嫌になったときは、こんな長所を思い出してみてはいかがだろうか。