うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

TOEIC学習者必携「通訳者・翻訳者になる本2022」

TOEICで目標を達成したその後に…

 「パパは通訳者・翻訳者になるの?」

 現在、中学2年の娘から不意にそう言われた。

 私が、イカロス出版から出ている「通訳者・翻訳者になる本2022」を読んでいたからである。

 実は、昨年出版された2021年版も購入していた。

 私はTOEICの勉強をしているが、目標スコアを達成したその先には、当然、英語に関わる仕事をしてみたいと思っている。

 通訳者、翻訳者になることなんておこがましい。

 でも「馬の鼻先のニンジン」ではないが、夢の実現のために、具体的な通訳者、翻訳者のイメージを持ってもいいのでは、と考えている。

 特に、2022年版は、コロナ禍の時代での「新常識」が紹介されている。

 具体的には、

 ・新型コロナウィルスの影響

 ・副業解禁/在宅など働き方の変化

 ・機械翻訳の進化と台頭

 が、同誌に掲載されている。

 これは、通訳者、翻訳者を目指している人のみならず、英語学習者であれば、とても気になることではないだろうか。

 もともと、コロナ禍によるリモート勤務、在宅勤務の拡大が図られている。

 副業解禁の追い風となっている。

 このことは、英語学習者にとっての追い風となっている。

 これから英語スキルを活かす仕事を考えていく上で、リモートやオンラインの技術は合わせて持つことが必須である。

 副業解禁については、もともと本業で英語能力の高い人が、副業として流入してくるおそれがある。

 だから、やはり、自分には、何の強味があるのか。

 他者にはないユニークな点は何なのか、を意識する必要がある。

 更には、機械翻訳の台頭による人間の英語学習の要否の問題である。

 これは、機械翻訳が増えれば増えるほど、英語を扱う価値が高まると思う。

 機械翻訳か人間翻訳か、という二者択一ではく、機械翻訳を補完する上での人間ならではの技術が必要になってくるのではないだろうか。

 つまり、通訳にせよ翻訳にせよ、機械が人間に完全に取って代わる時代は、当面、先のようなことであり、機械技術の進展を意識しつつ、人間として、日々の英語学習のトレーニングは進めていきたいと思っている。

 私自身は、貿易の仕事に携わってきたので、輸出入の通関手続きに特化した専門性を生かしていきたい。

 そのためには、これまで距離を置いていた「個人輸出入」などにも積極的に関与していきたい。

 「通訳者・翻訳者になる本2022」をパラパラと眺めていると、英語の勉強のモチベーションが沸いてくる。 

 通訳者、翻訳者の夢が、具体的になっている。

 特に、巻末に掲載されている「全国通訳・翻訳スクールコースガイド」については、多くの専門コースの入学者レベルは、「TOEIC800点以上」とされている。

 将来の夢を実現するためには、まずは優先することは、TOEIC800点以上を目指すことである。

 夢の実現のためには、ある程度、成功しているイメージの明確化が必要である。

 そんな夢を叶えるための本が、「通訳者・翻訳者になる本」である。

 では、通訳者、翻訳者、一体どちらの道で進むべきか?

 その答えには、同誌の現役通訳者座談会でのこんな発言にヒントがある。

 翻訳を依頼されても「私は通訳者なので翻訳はやらない」とは言えない。

 TOEICスコアで目標点をとったら通訳、翻訳、どちらに進むのか?

 いやいや、まだこの段階では、決める段階ではなさそうである。