うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

朝のグリーン車で英語の勉強をしてみた

通勤時間を英語学習にあてたい

 2月28日のTOEIC試験本番まで、あと2週間。

 いよいよ本気で勉強モードにならなくてはいけない。

 平日は、朝4時に起きて1時間、TOEICの勉強にあてている。

 通勤時間は、往復約4時間、この時間を英語学習に活用したいと考えていた。

 電車通勤をしているのだが、朝は、早朝でも混んでいて、座れることがない。

 勉強をするには確実に座りたいところ。

 私の電車通勤は、JR、私鉄、それぞれ片道約40分の道のりである。

 私鉄は始発駅、そしてのんびりと普通電車で行くので、主に、英字新聞を読み、SNSで情報収集や発信にあてている。

 問題なのはJRの方で、こちらは早朝でも座れない。一応、英字新聞の社説の黙読をしている。

 TOEIC試験が近いこともあって、なんとか抜本的な時間の利用方法はないものかとあれこれと考えた。

 そこで、浮かんだのが、JRのグリーン車通勤。

 今朝、2度目のグリーン車を利用して出勤した。

 これが、なんとも微妙な感じである。

 35分の乗車時間に対して、780円の出費である。

 1分20円の計算である。

 これは、懐に結構厳しくもある。

 家計は苦しいほうだし、そもそもグリーン車を利用するような人間ではない。

 確かに確実に座れる。しかも快適。

 でも、どこか後ろめたさがある。

 TOEICの勉強時間と環境の確保という大義名分があるにせよ、なんというか、グリーン車を利用するご身分ではないので、妙に落ち着かないのである。

 そして、シートに座る。

 スイカの電子情報を読み取り、リクライニングを倒して、優雅なひととき。

 しかし、そうなると勉強どころではないのである。

 朝も早いこともあって、つい、ウトウトと眠りだした。

 もっとも、睡眠時間も確保しなくちゃいけない。

 その意味で、グリーン車通勤は、貴重な睡眠時間の確保ができる。  

 それにしても、正味35分という時間はなんだか物足りない。

 英字新聞の黙読、英文法問題の挑戦、英単語集の利用など、細切れ時間の勉強利用が考えられる。

 結論からいえば、35分という乗車時間では、グリーン車の利用はもったいない。

 自分へのご褒美とか、TOEIC試験直前なのでモチベーションを上げるとか、よほどのイベント性がないと、庶民の私には、とても毎日は続けられない。

 朝の35分で780円、この価格設定が問題でもある。

 せめて、60分くらいであれば、勉強にもメリハリがつくのである。

 グリーン車に乗るのに、なんだか躊躇する人間には不向きである。

 たとえ、勉強時間と場所が確保できるといはいえ…。