最愛の息子に教えられた英語勉強法
「アベンジャーズ・エンドゲームで英語が話せる本」を書店で手に取った。
パラパラと内容を見て、英語の勉強の息抜きに良いかもしれないと思った。
アベンジャーズシリーズは、気にはなっていた。
なにしろ小学生の私の息子が、アベンジャーズを含むマーベル映画が大好きだからである。
息子を、東京ドームでプロ野球観戦を誘ったらこう言われた。
「映画の方がマシ。アベンジャーズ」
私はまったく興味がなかった。
それでも、アマゾンプライムやディズニープラスに入会しているので、妻子は、よく見ているようである。
なんだか賑やかなヒーローやヒロインがわんさか出て、わけのわからない映画、というのが、私の印象であった。
ところが、「アベンチャーズで英語が話せる本」の中身を読んでみると、急に興味が湧いてきた。
キャラクターがわんさか出てきて、訳の分からなさが英語学習、そして、勉強の息抜きとして最高の材料ではないかと考えてみた。
まずは、王道ともいうべき「アベンジャーズ」という映画をみてみた。
英語学習とはいいながらも日本語字幕で見た。
アイアンマン、ハルク、マイティーソー、ナターシャ、キャプテン・アメリカ。
なんだかいろいろと出てくるのだが、どうキャラクターの相関図を整理したらいいのかわからない。
そして、驚愕すべきことは、アベンジャーズを含めるマーベル映画は、これまでに全23作作られているという。
これは、私の好きな寅さん映画やゴジラ・シリーズに匹敵するのではないか。
趣味として育てていけば、かなり面白いことにになりそうだ。
きっかけは書店でみた「エンドゲーム」を題材とした英語学習本である。
ネット情報でアベンジャーズ/マーベル映画を調べてみると、「エンドゲーム」をより楽しむためには、これまでの全22作をひとつひとつ見ていくことが勧められたのでである。
もっとも、そんな20本以上も映画を見る時間が無い。
いや、TOEICの試験勉強もあるし、映画なんて見ている場合ではないのである。
でも、それこそが「映画」の真骨頂ではないだろうか。
映画なんて見ている場合ではない。
だからこそ映画見るのだ。
幸いなことに、我が家は、アマゾンやディズニープラスに入会している。
マーベル映画は、コンプリートで視聴できる環境にある。
そして、私の息子が、マーベル映画のファンである。
一度、家族4人で、原宿で臨時開店していた「マーベルカフェ」に連れて行ったとき、とても息子は喜んでいた。
子育ての期間は、アッという間。
マーベル映画、アベンチャーズシリーズという趣味が広がれば、息子との絆も深まるのではないか。
いや、どうして息子が、アベンジャーズに夢中なのか、ちょっと自分でも興味を持ちたくなった。
もちろん、英語の勉強という大義名分がある。
とりあえず、日本語字幕で最後まで見て、次に英語字幕で見てみたい。
そんなことを思い、まずは、マーベルの上映公開順に見ていくことにする。
一日1作のペースで見ている。
現在、「アイアンマン」、「インディクブル・ハルク」「アイアンマン2」の3作を見終えたところである。
このペースでいけば、「アベンチャーズ・エンドゲーム」にたどり着けるのはいつのことだろう。
そのころには、英語がペラペラになっているだろうか?
ちなにみ英語の向上と息抜きを目的とした私のマーベル計画だが、もうひとつ、息子との対話というのがある。
アイアンマン2を見ていたら、しびれたセリフがあった。
それは、主人公のトニー・スターク(アイアンマン)の亡き父ハワードが、息子に映像を通して呼び掛けるシーンである。
「私が生み出したもので、もっともすばらしいものはお前だ」
そして今日も私の息子は、アイアンマンのパーカーを着て、出てい行った。
英語学習の題材に、そして親子で楽しむ息抜きとして、アベンジャーズから目が離せない。