うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

「パス単書き覚えノート」のすごさ

 書いて覚えるの英単語制覇の王道

 えんぴつで紙に書くことは摩擦である。

 この摩擦行為が、脳の記憶定着にいいらしい。

 英検であれTOEICであれ、英単語を覚えるのに苦労している。

 スキマ時間に単語集を読んでいても、覚えた気にはならない。

 ボロボロになるまで単語集を持ち歩いてるに覚えられないのはなぜだろう?

 そんなお悩みの方に朗報!

 今日おススメすする書籍、「英検でる順パス単書き覚えノート」

 実際に本に書くことで、語句の対策にとても役立つ。

 1.書いて覚える

 英単語(語句)は、パラパラと本を読んでいても覚えた気になる。

 しかし、意外とこれが身に付かない。

 もちろんやらないよりやったほうがいい。

 ただし、語句のトレーニングは、模擬試験(過去問題)の挑戦と違い、がっつりと机に座って取り組むというよりは、携帯して、通勤時間や空き時間など、どちらかといえば「スキマ時間」を使っての勉強ということになりがちである。

 語句をきちんと戦略立てて学習することができないか?

 「出る順パス単書き覚えノート」を見たとき、目からウロコの思いがした。

 私は、こういう英単語練習本が欲しかったのである。

 まさにこの本、英検受験者のバイブルともいえる「出る順パス単」という単語帳のサポート教材、実際にノート形式で、3回書き込むことができる。

 しかも「1日1UNIT」のやり切り形式なので、無理なく継続することができる。

 朝起きて、まずは机に向かって、力だめしとして、「出る順パス単書き覚えノート」を1Unitやってみよう。

 2.伝統の「パス単」

 英検受験者にとっては、単語集の「でる順パス単」は、全問題集(過去6回)と共にぜひおすすめしたい一冊。

 平日は、「パス単」で語いを増やし、休日に全問題集にチャレンジ。

 ところが、「パス単」は、漠然と眺めているだけで、なんとなく実力がついた気になってしまうことが難点であった。

 「パス単」のサポート教材である「書き覚えノート」を併用することで、この漠然としたあいまい性を回避して、きちんと実力がつくトレーニングが実践できる。

 「パス単」に準拠した語句を3回書き込むレイアウトになっていて、

 ・1度目は、聴きながら書く

 ・2度目は、声を出しながら書く

 ・3度目は、意味を見ながら書く

 ということで、確実に英単語がモノにできる工夫がされている。

 さらにUnit毎に前回の復習テストが用意されていて「単語のうろ覚え」ではなく、確実に記憶に定着させる工夫がみられている。

 もちろん「パス単」は、英検のレベル毎に用意されている。

 自分の学習目標とする級を選んでみよう。

 3.まとめ(TOEIC用も欲しい)

 私が社会人は、TOEICのみならず、英検を目指そうとする理由のひとつには、英検の年間300万人が受験するという「市場性」である。

 この莫大なマーケットが良質な英語教材を生み出している。

 だからこうした事実を直視せず、

 「社会人の英検は時間のムダ」とか、

 「英検は趣味の世界だ」

 という批判(TOEIC専念主義)は、失当であると考えている。

 特に「出る順パス単」は、試験対策のみならず、英語を学ぶ人間にとっては、知っておくべき語句を効率的にトレーニングできる良書であると考えている。

 TOEIC対策の名著「金フレ」などにも、同趣旨の「別冊書き込みノート」みたいな副教材が発売されてくれないだろうか。

 「TOEICか英検か」の二者択一ではない。

 優れているものは、いいとこどりをしてみよう。

 結果として、英語力の底上げにつながるのなら、それでいいではないだろうか?

 英単語、語句に苦しむ人にとっては、

 「出る順パス単書き覚えノート」

 の存在は、とてもありがたいのである。