うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

聖夜にアビメがやって来た

 「語彙の理解」に苦しんでいる

 クリスマスの夜にTOEIC結果(アビメ)が郵送された。

 改めて、リスニング44点、リーディング320点、合計760点。

 目標の800点を達成するためには、苦手とするリーディングの克服にある。

 中でも、アビメよれば「語彙」が、唯一、平均点を下回っている。

 平均スコア64点に対して、私の獲得スコアは、54点。

 苦手があるとそこが弱点となってスコアが伸び悩むのがTOEICの世界。

 いま、私の改題は、苦手とする「語彙力」をどう伸ばすかにかかっている。

 1.問題集を活用

 弱点トレーニングで、真っ先に浮かぶのが、問題集。

 ただし、TOEICに関しては、金のフレーズのような「単語集」は充実しているが、英検ターゲットトレーニングのような分野を強化する「問題集」があまり見かけない。

 スキマ時間に単語集をパラパラ読んで覚えるなんて、私にはできない。

 (そもそも、現在は、クルマ通勤なので、いわゆる電車通勤だったころの「スキマ時間」の捻出は皆無である。)

 また、すでに覚えている単語を見返すのも効率が良くない。

 TOEICの本番テストていえば、Part5とPart6が苦手であり、これに強化を当てた毎日30分から60分で完成できるドリルみたいなものがあれば望ましい。

 (もっとも、現在は、英検準1級対策を優先としているのでそれどころではない)

 2.書き覚えノート

 英検の例をあげてばかりで恐縮であるが、英検単語集の「王道」、でる順パス単には、「書き覚えノート」という別冊が売られている。

 なので、このノートで診断すれば、覚えている単語と覚えていない単語の確認が出来て、あとは、「出る順パス単」に覚えていない単語を練習すればいいのである。

 TOEICでもこうしたトレーニングができないものか、と考えている。

 「書き覚えノート」シリーズは、目からウロコの教材である。

 単語集(でる順パス単)と連動しているところが良い。

 1月23日に英検準1級を受けるつもりだが、仮にこれに合格しても、次に英検1級を目指そうと考えているので、単語に不得意な私にとって「書き覚えノート」の存在は福音である。

 TOEICでも同様のシリーズが出て欲しいものである。

 3.英検・TOEICの二刀流

 TOEICの「アビメ」が通知され、「語彙力不足」であることが改めてわかった。

 これは英検でいうところの最初の語句問題に匹敵する。

 語句を制すものは語学試験を制す、これは真実である。

 英検とTOEICでは、問われている単語類の違いがある。

 (たとえば”Slugheter:~を虐殺する、”という単語はTOEICではお目にかからない)

 けれども、単語を勉強をして時間の損ということはないのである。

 TOEIC対策にせよ、英検対策にせよ、語彙の強化に本腰を入れなければならない。

 私は、「TOEICか?英検か?」の二者択一ではなく、二刀流をススメている。

 ビジネス上の評価という面では、TOEICに軍配があがるかもしれない。

 しかし、英語を勉強する楽しさという面は、英検が奥深いものがある。

 ゲーム感覚でひたすらTOEICのスコアアップを望むのは良いことだ。

 けれども、こうした、半ば自分をダマすことは、いつか破綻が起こりうる。

 ゲームであれば、ふと我に返り「つまらない」とか「むなしい」とか思えば、そこでゲームオーバー。覆水盆に返らずである。

 せっかく挑戦した英語、もしもTOEICに行き詰ったら、英検に目先を変えてみることも良いかもしれない。

 私は、仕事上、11月のTOEIC受験を重視している。(結果が12月に判定され、そのスコアが、勤務希望調査に反映されることになるので…)

 ただし、11月のTOEIC受験だけでは、緊張感がないので、その半年前の5月にも受けることにしている。これはあくまでも自分の英語力の指標である。

 そして、英検はどこにかませるか?

 実は英検の一次試験は、1月、5月、10月とある。年に3回なので、これをいずれもチャレンジしてもいいかもしれない。

 私自身、今の気持ちは、11月にTOEICを終えて、今度は1月の英検に向けて気持ちを切り替えている。

 TOEICに飽きたら英検に、英検に飽きたらTOEICに…、こういうサイクルで、常に英語の学習を行うことを常としている。

 ひたすらTOEICだけを挑戦していた頃に比べて、今(英検とTOEICの二刀流)の方が、英語の勉強が楽しくて仕方ない。

 英検対策をしたことによって、TOEICスコアが落ちることになるかとっ危惧していたが、今回の成績スコアでは、そんなことはなかった。

 (もちろん、ブースター的にTOEICスコアが上昇することも無かったが…)

 大切なのは、英語資格試験への前向きな気持ちである。

 TOEICが悪い、英検が悪いだのと言ったところで何も始まらないのである。

 4.まとめ(来年もよろしく)

 クリスマスイブの日にTOEIC通知書が届けられた。

 「語彙対策」という気づきを改めて認識できた素敵なプレゼントであった。

 そして、クリスマスが終わり、正月がやってくる。

 今年の絵馬に書く祈願は三つ。

 ・コロナ終息 

 ・TOEIC800点突破

 ・英検準1級合格

 ここまで読んでいただいてありがとうございます。

 来年もまた、よろしくお願いします。