うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

英語と文芸と貿易実務

 好きで得意な三軸の重なり合い

 私の好きで得意なジャンルは、「英語」と「文芸」と「貿易実務」である。

 このジャンルでいかに稼ぐことができるのかが目下の懸念である。

 1.貿易英語コラムニスト

10月22日の日経新聞にラナ・フォルーハー女史のオピニオンが掲載された。

 国際供給網に言及する記事であった。

 「グローバル・ビジネス・コラムニスト」

 彼女の肩書をみて驚いた。

 常日頃から、関心のある「英語」「文芸」「貿易実務」、この三領域が重なり合うスキルはないかと思っていたところ、フォルーハー氏の肩書きは「目からウロコ」であった。

 実際、彼女が何者であるかわからないし、著作を読んだこともない。

 けれども「グローバル・ビジネス・コラムニスト」とは、言ったもの勝ちというニュアンスが垣間見れる。

 ただし、なんとも堅苦しいイメージがある。よほど、国際ビジネスに興味がある人しか、興味がわかないだろう。

 あえて足りない点、そして、私に隙きいる点があるとすれば、そこに「エンタメ性」を求めることではないか?

 英語に長けて、貿易実務にも通じて、それでいて面白いというコラムニストの存在は日本では稀有である。

 ここに、私が進むべき道のヒントがあるような気がしてならない。

 まずは、知識ではなくカタチから入っていくのが私の流儀である。

 グローバル・ビジネス・コラムニストになるためには、これまでの英字新聞は、ジャパン・ニューズ(JN)を購読していたが、フォルーハー氏が寄稿しているファイナンシャル・タイムズ(FT)に乗り換えてみようかな…。

 でも一部150円のJNから、一部500円相当のFTに変えるのは、懐がいたい。そもそも、TOEIC700点台のスコアで、FTやウォール・ストリート・ジャーナルといった「見えを張るはやめろ」と普段から主張している私、やはりFTはまだまだ気が早い。

 せめて、FTの記事がわかるようにTOEIC800点突破を何としても目指したい。

 蛇足ながら、最近、改めて貿易実務に食指が動いているので、コンビニでほぼ毎日、日経新聞を買っている。来月からは、地方紙から日経に定期購読を乗り換える予定である。

 グローバル・ビジネス・コラムニストがいるのだから「貿易英語コラムニスト」がいてもいいだろう。

その第一歩として、TOEIC800点突破と、日経新聞の定期購読は必須である。

 2.貿易英語翻訳サービス

 「英語」「文芸」「貿易実務」の三つのステージを重なりあう唯一のイメージとしては、これまで「貿易英語の翻訳サービス」である。

 たとえば、「英語」と「文芸」の重なり合いなら「翻訳」や「英語資格ブログ」などがイメージできる。

 同様に、「貿易実務」と「英語」ならば、「貿易英語翻訳通訳サービス」、

 「文芸」と「貿易実務」であれば、(需要は低そうであるが)「貿易実務者ブログ」などを想定していた。

 しかし、三つの支点の中心軸が想定できなかった。

 「貿易英語の翻訳サービス」

 これが浮かんだ時、三軸がピタリと重なり合った。

 実際に、どれだけのビジネス需要(フリーランス?)があるかはわからない。

 しかし、英語が出来て、文章が書けて、貿易実務に通じてる者であれば、「押し」のスキルが「貿易英語の翻訳作業」ではないろうか。

 英語を勉強していて、漠然と「通訳者や翻訳者になりたい」と考えていたけれど、一体、何のジャンルの通訳翻訳をやりたいのか、真剣に考えていなかった。

 私には、30年近く貿易実務に携わってきたという経験と実績がある。

 すくなくても、まったくはじめて貿易英語を経験する人よりも強みがあると思う。 

 TOEIC出題だって、仕入書(インボイス)が出てくる問題は、全問正解を取ることができる。これは英語力もさることながら、「仕入書に明るい」という面もある。

 同様に、船積書類や売買契約書などの「読み方」も、慣れた部分もあるので、こうしたスキルを売りにすれば、「貿易英語の翻訳サービス」という職を真っ当できるかもしれないと考えている。

 3.貿易英語エンタメ小説家

 最後に、「グローバル・ビジネス・コラムニスト」、「貿易英語翻訳サービス代行」とともに、三軸の支点のひとつに考えているのが、「お仕事小説」のジャンルである。

 具体的には、商社マンや通関士が主人公のエンタメ小説を書くということである。

 商社を題材としたお仕事小説は結構あるが、エンタメ系というのは、お目にかかったことがない。

 ましてや、通関士が主人公の小説は、読んだことがない。

 私が文章を書く動機として「読みたいモノがないから自分で書くしかない」ということである。

 自分が経験したことだから、自分にしか書けないことがあるはずである。

 今、私が求めているのが、「面白おかしい貿易英語小説」である。

 読みたい本がないのだから、自分で書くしかない。

 これが私の流儀である。

 4.まとめ(三軸の中心点)

 一応、「英語」「文芸」「貿易実務」を関心を寄せるものとして、将来の夢は、

 ・ビジネス英語コラムニスト

 ・貿易英語翻訳サービス

 ・貿易英語エンタメ小説家

 このあたりになりたい自分のヒントがあると考えている。