うえけんのTOEIC劇場

いかにして40歳からのやり直し英語にハマったのか?

朝勉・朝活・朝英語

 朝の2時間を利用しよう

 忙しい人はいつ英語の勉強をするべきか?

 私なら朝時間の活用をお勧めしたい。

 自分の体験から「朝型人間」に変わってから勉強の習慣化ができた。

 朝は頭がクリアになっているので、勉強にはうってつけ。

 2時間の朝活が人生のトキメキをもたらす。

 ・30分のモーニングページ

 ・60分の「がっつり朝勉」

 ・30分の英語メディア

 以上のことを実践している。

 もちろん2時間早く起きるためには、2時間早く眠ることになる。

 7時に起きている人は、逆算して5時に起きて欲しい。

 そのために、夜11時に寝ている人は、夜9時までに寝た方がいい。

 最初はつらいかもしれないが、慣れてくれば問題はない。

 朝の2時間は、何よりも代えがたい宝物。

 一日のハイライトといっていい。

 1.アイドリングをかける

 まず起床。

 「さあ、英語の勉強するぞ」

 気持ちはわかるがちょっと待った!

 まだ頭がボーッとしている…。

 また、頭や心の中にモヤモヤが残ると勉強に集中できない。

 そこで、効率的に脳を使うためには、先ずは、勉強の準備をしよう。

 お勧めなのは日記とモーニングページ。

 私はかれこれ30年近く日記を書いている。

 日記を書くことで心の中がスッキリする。

 いきなり起きて勉強をはじめると、どうも雑念が邪魔してしまう。

 だから、私は、日記を書いて、徐々に脳内をクリエイティブなモードにしている。

 日記と合わせて、モーニングページもいいかもしれない。

 モーニングページとは、朝起きて、心に浮かんだものを思いのまま、紙に書きだしていくということ。

 私の場合、日記と変わらないので、ルーズリーフに手書きで日記を書く、

 過日の創作資料のために日記は保管する。

 いらなくなったプリントに、モーニングページを書き出す。

 たいてい、書くものは、次の三つである。

 ・自分がやりたいことを10個書く

 ・将来の展開を3分類にまとめる

 ・年末までの目標をピラミッドで示す

 書いて脳内エンジンを点火させよう。

 2.朝英語に取り組む

 日記やモーニングページで、頭が冴えたところで、英語の勉強をはじめよう。

 毎朝1時間は英語の勉強をして欲しい。

 やみくもに勉強をするよりも資格試験を伴走させた方がいい。

 TOEICや英検対策をお勧めしたい。

 英語資格試験の「両横綱」。

 なによりTOEICや英検は、群を抜いて「教材」が充実している。

 スタサプでもいいし、私が利用していたアルク教材でもいい。

 答え合わせを含めて1時間以内に終わる教材を勉強の軸足として欲しい。

 教材選びのポイントは、毎日やる工夫がされていること。

 まだ家族が起きてくる前、朝の静寂さの中で、しっかり勉強をしよう。

 3.メディアを利用する

 仕上げは英語メディアの活用である。

 私の場合、外せないのは「英字新聞」。

 仕事柄、経済紙(日経)も購読している。

 自分は、新聞が大好きであり、早く朝刊を読みたいという欲求がある。

 その習性を利用する。

 日記・モーニングページ、教材トレーニングのノルマを達成して、ご褒美に「朝刊を読む」ということにしている。

 読売系英字紙の「ジャパン・ニュース」と、日経新聞を併読する。

 (財布のひもが許せば、これに地方紙も加えたいところ…)

 まずは、英字新聞の「見出しザッピング」。これは新聞の見出しをひとつひとつ追っていく手法。どうしても気になる記事は、この時、本文を読んでも良い。

 紙の新聞なので、固有名詞や機構名などをアンダーラインを引く。

 ひととおり見出しを追っていくことで、日本や世界の動きがわかる。

 ここでいったん英語から離れて、経済紙を読むことを常にしている。

 これは経済や財政ビジネスに関わる私のルーティン。純粋な社会人英語学習者は、一般紙(読売、朝日、毎日新聞など)でも良い。

 英字新聞で俯瞰した世の中のニュースを日本語で後追いする。

 私は、英字紙の社説音読を常としている。

 見出しザッピングに10分、音読に10分…。

 さて、残りの10分は何をするか?

 やはり「耳から英語を聴く」ことが大切ではないだろうか?

 そこでスマホのポットキャストでNHK英語ニュースを聴くことで、朝のルーティンをシメたい。

 音声ニュースの良いところは、聴きながら他の事ができることにある。

 朝ご飯や仕事の準備もするもよし。

 いっそ、聴きながら散歩に出てみても良いかもしれない。

 英字新聞とニュース英語。

 朝勉朝活のフィニッシュは完璧である。

 4.まとめ(朝勉朝活のススメ)

 私にとって、朝の2時間はかけがえのない時間である。

 朝活、朝勉することによって、何よりノルマ達成感がある。

 すでに一日分の勉強をやったので、前向きに日常業務に励む。

 「こんなことをやっても時間のムダだ」

 朝型になって、そんな愚痴は無くなった。

 なにしろ、早起きして、やるべきことはすでにやり終えているのである。

 一日を無駄にしないためにも、朝の時間を活用する。

 私の場合、

 ・日記・モーニングページを書く前菜

 ・英語資格教材でのメインデッシュ

 ・英語メディア活用のデザート

 こうして「フルコース」を頂いている。

 勉強をしたいけれども時間がない?? 

 夜から朝に「2時間」をシフトしてみよう。